7月の京都は一か月間、祇園祭で大きな盛り上がりを見せます！

祇園祭はただのお祭りではなく、暑い京都の夏を皆が健康に過ごせますようにと
祈りのお祭りです。

9世紀ごろからずっと続いているお祭りですから、
京都人の魂がこもっています。

毎年、小学生の御稚児（おちご）さんという男子小学生が1名選ばれて、
一番有名な長刀鉾という鉾に乗って鉾巡行をおこないます。
御稚児さんは神様の使いですから、7月の一か月は地に足を付けることは許されず、
ずっと強力（ごうりき）と呼ばれる男性の肩にかつがれて生活をすることになります。

御稚児さんは大体、京都の老舗の会社の御子息が選ばれることが多いんです。
京都では毎年のように「今年は○○さんとこの息子さんらしいで～」と
会話が交わされます。
ちなみに御稚児さんは無料でなれるものではなく、ウン千万円というお金もかかるのも
京都では有名です！

知れば知るほど、祇園祭は深くて面白いお祭りですよ！

夜の提灯が光った鉾も美しいですが、
やはり鉾巡行の瞬間は、多くの人が鉾を動かくシーンに心を打たれます。

来年も7月17日・24日が鉾巡行日です！

京都人の私としては、後祭りの7月24日の方が
お祭り騒ぎではなく、鉾をゆっくり見ることができるのでおすすめですよ！

また、当館で開催いたしました祇園祭ビアガーデンにお越し頂いた皆様
ありがとうございました！
また来年、お待ちいたしております（＾＾）