2018/12/18
【花かんざしのこと】
昔の京都
早いもので12月ですね。
秋のシーズンでドタバタしていましたら、
あっという間に年の瀬を迎えました。
先日旅館のアルバムを整理していましたら、
当館の創業当初の写真が出てまいりました。
私(若女将)にとっては曾祖父がつくった旅館です。
もう80年以上前になりますが、昔は木造で
こんな雰囲気だったんですね~。
客室も趣があって素敵です。
残念ながら旅館の件数は現代においてはどんどん
減ってきています。
京の町も周りを見渡すと、どんどんできる
ホテル、ホテル、ホテル・・。
そのほとんどが大手グループのホテルばかりで、
趣のあった京の町というより、最近は少し都会っぽくなってきたような気がします。
京都に来たらやっぱり旅館にせっかくだから泊まりたいね、と
仰っていただけるように私たちも旅館を残していきたいと願っています。
お客様・皆様もどうか京都の旅館を応援くださいませ。
京都に来たらやっぱり旅館。
ゆっくり京料理を召し上がって、ほっこり過ごしていただく・・
そんな宿でありたいものだと思います。